デジタルカメラの画素数競争

2008.04.07(22:13)
デジタルカメラの画素数競争が収まらない理由は、セールス的な要素と、デジタル時代になって写真の鑑賞の仕方が変わったことが大きいと思います。撮った画像はまずパソコンのモニターで確認すると思いますが、モニターでピクセル等倍で鑑賞するということは、リバーサルフィルムを高倍率のルーぺで細部のチェックをするようなもの。
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FinePix S100FSの画質

2008.04.02(00:49)
FinePix S100FSは、新開発の2/3型スーパーCCDハニカムを搭載して、解像度、S/N比を向上。さらに露出アンダーで記録したシャドー部を、感度アップを利用して引き上げ、最大400%までダイナミックレンジ拡大が可能。そのさいの最低感度は、ダイナミックレンジ200%でISO200、400%でISO400となるので、ある程度のノイズ、解像度の低下は覚悟しておく必要があります。

さてS100FSの画質ですが、あいかわらずシャドー部やアウトフォーカス部分では、ざわざわした独特のノイズ感はあるのですが、先々代のS9000(903万画素)と比較すると、明らかに解像度もダイナミックレンジも向上しているようです。画質(解像度、ダイナミックレンジ、高感度ノイズの少なさ)は総合的に見て、小型センサーを搭載するデジタルカメラの中では、トップクラス、というかほぼトップといってもいいレベルではないでしょうか。

ただし、APS-CサイズのCMOSセンサー(FOVEON X3)を搭載するシグマ DP1が相手だと話は別で、モニターで等倍鑑賞すると圧倒的にシグマ DP1がシャープで高精細。色乗りもしっかりしていてダイナミックレンジも広そうです。しかしDP1は出力画素数が463万と少なく、プリント画質では解像度にかんしてはS100FSとそれほど差はないように思えます。

欲を言えば、もっと大きなセンサーを搭載して、さらに上の画質を目指して欲しかったのですが、サイズが無節操に大きくなってしまうので、高倍率ズーム機としてはちょうど良い妥協点だったのかもしれません。

実写比較(デジカメWATCH) *撮影条件が違うので参考までに
FinePix S100FS
FinePix S9000
ソニー サイバーショット DSC-R1
シグマ DP1
キヤノン PowerShot G9
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軽快な使い心地のキヤノン EOS Kiss X2

2008.03.29(22:05)
ちょっと大きく、ちょっと高級になったキヤノン EOS Kiss X2が、いちばん変わったなぁ!と感じたのが使い心地。確かにキヤノンのAPS-Cサイズ機で最高になった1220万画素CMOSや、コントラストAFを搭載したライブビューは魅力がありますが、それらの機能や性能はモデルチェンジを待たずに色褪せてしまう。その点、大型化して見易くなったファインダーやレスポンスが向上したシャッターはコストがかかる部分なので、普及クラスではなかなか力を入れられないのが現状。

特に感心したのが、シャッターのレスポンス向上。レリーズタイムラグは90ミリセコンド、像消失時間は130ミリセコンドを実現。普及クラスではレリーズタイムラグ150ミリセコンド、像消失時間200ミリセコンドという機種もあるなか、かなりの速さといえます。その結果、シャッターフィーリングは確実に良くなり、見やすくなったファインダーとあいまって、このクラスではなかなか得ることの出来ない軽快さがKiss X2の大きな魅力になっています。


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買い得なデジタル一眼レフ(エントリークラス)

2008.03.27(23:34)
2月、3月でエントリークラスの新機種が次々と発売になり、財布の紐が緩んだカメラファンも多いと思います。しかし、注目するのは新製品ばかりではありません。ここにきて発売からしばらく経ったモデルがこぞって値下がりし、とてもお買い得感が高くなりました。そうしたちょっと古め(といっても1年程度のものが多い)のカメラを狙ってみるのもいいと思います。

ニコンはデジタル一眼レフ至上最安値を付けたD40。家電量販店では43,000円、ネット上ではなんと、3万円台の値を付けているショップもあります。ただ、機能的にはシンプルすぎるくらいで、長く使うのでしたらサイズは大きくなりますがD80あたりがいいと思います。このカメラはファインダーがとても見やすく使い心地がとても良いのが特徴。価格もボディ単体で7万円少々で、新しいけど機能的には物足りないD60との価格差は1万円程度で、初めて買うデジタル一眼レフとしても手が届く範囲です。

キヤノンは価格が下がったEOS Kiss デジタルXがねらい目。ライブビューこそ搭載されていませんが、画質を含め総合性能はいまだこのクラスでトップレベル。価格は5万円を少し超える程度で、最新のEOS Kiss X2よりも2万5000円ほど安くコストパフォーマンスは上々。

オリンパスは型落ち寸前のE-410がいちばん安いのですが、個人的にはボディ内手ぶれ補正を搭載したE-510を選びたい。ただ、価格はEOS Kiss デジタルXよりも少々高いので、それほどお買い得感はありません。

ペンタックスはK100D Superが4万円代前半の値をつけていますが、今となっては画質がやや物足りないと感じるかもしれません。そこで在庫処分になって叩き売り状態になったK10Dがねらい目。発売も2007年11月と新しく、機能性能的にもなんら問題ないのでタマがあるうちに新品で買って使い倒すのも手です。

ソニーは在庫処分のα100がそれほど安い値をつけていないので、最新機種のα200を候補に入れたい。α100よりも画質が向上し、ライブビューが搭載されていない以外は最新機種として必要な機能を満たしています。

ここで取り上げた中で、注目したいのがキヤノン EOS Kiss デジタルXとニコン D80。キャラクターも価格も違いますが、どちらも色あせない魅力があり、価格が非常にこなれてきたので買い時かもしれません。EOS Kiss デジタルXはだれにでもすすめられるお手軽一眼。一方、ニコン D80はある程度のハイアマチュアでも満足できるような中級カメラ。
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画期的なライブビューを搭載したソニー α350

2008.03.19(22:40)
ソニー α350 の最大の魅力は「クイックライブビュー」。
このライブビューはライブビュー専用のCCDを設け、ファインダー撮影時と変わらない感覚で撮影できるのが特徴。使い心地は前評判通り、なんの違和感もなくバシバシとテンポ良く撮影ができます。何よりもライブビュー状態で、位相差AFができるのがいい。
パナソニック DMC-L10もライブビューの使い勝手はかなりのものですが、AF撮影のスピーディーさではα350には遠く及びません。今後コントラストAFの性能がいくら向上しても、位相差AFのスピードには勝てないと思います。

ただ、残念だったのが液晶モニター。せっかく可動式にしたのに上下にしか動かないので、縦位置撮影では従来通り斜めから液晶を見ることになってしまいます。ライブビューを売りにするのだったらここまでやって欲しかったと思うのですが。
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