ペンタックス K10D発表
2006.09.15(17:53)

ペンタックスの1000万画素機が発表、名称は予想通りK10D。
今回のモデルは今までのモデルよりもクラスが上で、実売価格はニコンD80と同価格帯となりやや上級モデルとなって登場。
K10Dのカタログにでかでかと「画質革命」と謳ってあるので、相当自信を持っているのでしょう。ソニー製1020万画素CCDは、若干の違いはあるもののα100やニコン D80と同じく2チャンネル呼び出しのものを採用。撮像素子の性能はこの夏登場したライバルに並んだわけですが、それだけでは「画質革命」とは言えません。
そこでペンタックスは22ビットA/D変換を採用し、従来の12ビットに比べ1024倍もの諧調を得られる。これによってダイナミックレンジが広くなり、より忠実にに質感の表現できるという。
今回もボディ内手ぶれ補正機構(CCDシフト式)を搭載し、K100Dよりも補正範囲が広がり、最大シャッタースピード4段分の補正が可能。さらにCCDシフト機構を生かし埃が付着しても振動で振り落とすDR(ダストリムーバル)機構を搭載。機構自体はソニーα100のように簡素なものですが、効果は期待できそう。
操作性は一新され瞬時に撮影モード(絞り優先、シャッター優先)が変えられるハイパー操作系を採用。これは過去にフィルム一眼のZ1などで好評だったもの。
カメラの格が上がったのに伴って、信頼性を追及。シーリングを施し、防塵・防滴構造としライバルと差別化を図っています。(防塵・防滴構造を採用しているのはニコン D200よりも上のクラス)
このほかガラスペンタプリズム採用で、0.95倍と大きな像が得られ、ピントの山が掴みやすいファインダーなど、同じ1000万画素モデルでもEOS Kiss Digital Xやソニーα100よりも上級者をターゲットにしているのがわかります。
ライバルはニコンD80。
スペックを比較するとK10Dの方が優勢です。しかし、コンパクトさの面では大きな開きがあります。D80よりも一回り大きく、重量も100g以上重い。EOS 30Dとほぼ同じ大きさ・重さ。これまでペンタックスのデジタル一眼は小型・軽量が最大の特徴だったのがK10Dにはあてはまりません。
また、気になるのがシャッターのフィーリングで、これまでのペンタックスのデジタル一眼はどうも歯切が悪く、レリーズタイムラグも長い。この点が劇的に改善されていれば、ボディサイズも気にならないのですが、シャッターのスペックは従来どおりでなのであまり期待できないかもしれません。(その分ミラーの動きを速くするなどしていればいいのですが)
K10Dはこれまでのペンタックスと違いは、機能・性能を売りにしているところ。K10Dをきっかけにさらに上級モデルへの展開があるかもしれません。
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