レンズメーカーのレンズはどこのマウントを基準にするか

2006.04.17(00:01)
シグマ、タムロン、トキナーといったレンズメーカー御三家は国内カメラメーカー向けにレンズを販売しているわけですが、カメラメーカーごとにフランジバックも違えば、マウント径も違います。

本来はそれぞれのフランジバック、マウント径に合わせたレンズ設計が望ましいのでしょうが、同じ焦点距離・F値のレンズで3種類も4種類も異なる光学系を用意するのは不合理です。

そこで各レンズメーカーはある指標を元にレンズを設計するわけです。では設計する上でのある指標とは?それはレンズ設計上条件の悪いカメラに合わせる必要があるということです。

ここでいう悪い条件とは
1.長いフランジバック
2.小さなマウント径で

1.は超広角レンズ以外では比較的クリアしやすい条件ですが、
2.のマウント径はレンズの後玉の大きさが必要になってくる大口径レンズの設計が難しくなる、という問題が出てくるのです。

この悪い条件に当てはまってしまうのがニコンFマウントで各レンズメーカーはニコンFマウントの小さなマウント径に悩まされることもあるようです。逆に最も条件が良いのはキャノンEFマウントで、新しいだけにマウント径が大きく、フランジバックも小さいのでレンズの設計が特に大口径で楽になるようです。

ニコンのデジタル一眼がAPS-Cサイズで統一されているのに対し、キャノンはフルサイズもラインナップに加えられる訳にはこうした事も理由に挙げられるようです。
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