ニコン D200、キャノン EOS 30D、EOS 5D比較 画質編

2006.04.16(23:01)
2005年秋からハイアマチュア向けの中堅デジタル一眼レフが、続々と発売され、写真、カメラ愛好家にとって機種選びで悩むという嬉しい状況になってきました。

この3機種の中で最も売れているのはニコンD200で、一時期相当品切れになっていました。冷静にスペックと価格を照らし合わせて3機種を比較するとやはり、大方のユーザーにとって最もバランスが取れていて、購買意欲を掻き立てるのはニコンD200でしょう。

では実際のところどれくらい差があるのでしょうか?
まずは画質面から。

画素数だけで比較すると
1位 キャノン EOS 5D 1,280万画素 フルサイズ CMOS
2位 ニコン D200   1,020万画素 APS-Cサイズ CCD
3位 キャノン EOS 30D 820万画素 APS-CサイズCMOS
とEOS 30Dが水をあけられている状況です。
しかし、画素数だけで画質は決まりません。センサーの感度、ローパスフィルター、画像エンジンなど2次的な要素でもかなり変わってきます。

実写画像をPCのモニターで等倍で比較して、最もシャープなのはEOS 30D、ついで僅差でEOS 5Dで、ニコン D200はキャノンの2機種に比べると描写が甘く感じられます。
>>実写画像 ニコン D200・EOS 30D・ EOS 5D(デジカメWatch)

同じ出力サイズで鑑賞した時に、最も細部描写力の優れているのもEOS 5Dで、フルサイズ1,280万画素の実力は伊達じゃないようです。次がニコンD200で僅差でEOS30Dといった感じです。EOS 30Dが820万画素ながら以外に健闘しています。D200はキャノンの2機種と比べると絵づくりが違うようです。標準の設定ではシャープネスは弱めですが、レタッチ向きの素材を追求しているのは上位機種のD2Xに通じるものがあります。

次に高感度時のノイズ感と細部描写力ですが、ISO800くらいまでは大差は無いのですが、ISO1600以上ではキャノンの2機種がニコンD200を引き離しています。特にEOS 5Dは画素ピッチに余裕があるのか、ISO3200でもA4サイズなら鑑賞に堪えられるというものすごい高感度対応能力です。

こうしてみるとEOS 5Dが頭1つ抜けて、ニコンD200、EOS 30Dが続くといった具合でしょうか。以外や以外、EOS D30は十分画質面でニコン D200のライバルたりうるのです。

ただし、EOS 5Dは使用するレンズによっては周辺部の画質に不満を残すものもあるようです。フルサイズセンサーゆえの宿命なのでしょう。その場合ある程度絞り込むことで画質が改善します。

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