普及クラスデジタル一眼レフ比較-AF・連写-

2006.04.22(14:02)
デジタル一眼レフは、画質が最重要視される場合が多いのですが、フィルム一眼レフ時代にはAF性能、連写性能、シャッタースピードは最も重視される性能でした。何かと画質ばかりに目がいってしまいがちですが、上位機種との差は画質よりもこれらの性能の差となる場合が多いようです。

EOS Kiss デジタルの強力なライバルとして、長い間君臨してきたニコン D70はカメラの部分の性能を高めることで差別化を図りました。後継機種のD70sはD70の基本性能を受け継いだマイナーチェンジ版。中堅機種に匹敵する1/8000の高速シャッター、驚異的な1/500の高速シンクロに加え0.2秒の起動時間に短いレリーズタイムラグとクラスを超えた高速性能を持っています。

兄弟機のD50との価格差がこの部分に集約されているといっても過言ではありません。ちなみにD50はシャッタースピードが1/4000、連写速度2.5コマ/秒、レリーズタイムラグがD70sとの主な相違点です。

ここでもやはりEOS Kiss デジタルNは優秀で、ニコンD70sに続く性能を持っています。起動時間0.2秒、3コマ/秒の連写能力はこのクラスとして必要十分ではないでしょうか。また、レリーズタイムラグも比較的短くされているようで素早いAF性能とあいまって軽快感があります。

ペンタックス*ist DS2は11点のAF測距点と信頼性の高いAFが特長ですが、レンズによってはAF速度が落ちてしまうこともあります。また、連写速度は2.8コマ/秒とそこそこなのですが、レリーズタイムラグは実感できるほど長いので、動きのある被写体ではシャッターチャンスを逃してしまうかもしれません。

兄弟機*ist DL2は測距点が5点でAFでスーパーインポーズ機能が省略されています。

オリンパスはAFスピードこそ標準的ですが、測距点が3箇所しかないのは今となっては少々寂しいです。マニュアルフォーカスをする気にさせないファインダーなのだから、AF性能ではアドバンテージをもってほしい。E-330とE-500との差は連写速度E-330の3コマ/秒に対してE-500が2.5コマ/秒の点です。また、数値で現れない点としてはE-330はサイドスイングミラーを採用しているため、ミラーショックが小さい点です。

以上、スピードを重視するのならばニコンD70sが最有力機種になります。
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