画期的だが欠点もあるα350のライブビュー

2008.05.08(19:40)
3月に登場したソニーα350はカメラの骨格部はα200と共通ながらも、センサーはα200の1020万画素に対してα350では1420万画素。そしてかつてない画期的な「クイックAFライブビュー」が搭載されていることが最大のポイント。

このライブビューが他のライブビューと大きく違うのが、ファインダーに写った像を液晶モニターに表示している点。

ファインダーに写った像はライブビュー専用のもうひとつのセンサーを使って液晶モニターに表示するので、ライブビューのためにミラーアップが不要。ライブビュー状態のままで位相差AFが可能。他の機種でもライブビューのままでAFが行える機種もあるのですが、コンパクトデジカメ同様、像面コントラストAFを利用するためAFのスピードが緩慢で利用できるレンズの制約がある機種もあります。

一方、α350の「クイックAFライブビュー」は、通常撮影とほとんど同じ感覚でAF撮影できるのが他と違うところ。AFライブビューにかんしては今のところα350に優る機種はないと言っていいと思います。

ただ、この画期的なライブビューにも欠点があります。これまでのライブビューはコンパクトデジカメを含めて視野率100%があたりまえ。ところがα350は、構造的な問題からファインダー視野率よりも低い90%。これだけ視野率が狭いと、余分なものが写りこんでしまう可能性が大きい。

ライブビュー専用のセンサーは画素数が少ないからか(仕様非公開)拡大表示ができないのもMF時には困ってしまう。というよりもライブビューでMFはあきらめたほうがいいのかもしれない。

「クイックAFライブビュー」はAF専用のライブビューと割り切った方がいいかもしれない。

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