デジタルカメラの画素数競争
2008.04.07(22:13)
デジタルカメラの画素数競争が収まらない理由は、セールス的な要素と、デジタル時代になって写真の鑑賞の仕方が変わったことが大きいと思います。撮った画像はまずパソコンのモニターで確認すると思いますが、モニターでピクセル等倍で鑑賞するということは、リバーサルフィルムを高倍率のルーぺで細部のチェックをするようなもの。
見なくてもいいところまで気になってしまいます。解像度は高いに越したことはありませんが、画質の判断するひとつの指標にすぎません。フィルムカメラ時代、解像度の高い低感度フィルムを使っていた人がどれくらいいたでしょうか?写真を趣味とする人意外は、特にこだわりもなくISO400のカラーネガフィルムを常用していたはずです。デジタルカメラの黎明期、まだフィルムの解像度と大きな差があった時代は、解像度は重要だったかもしれません。しかしコンパクトデジタルカメラでも、1000万画素が当たり前となった今、解像度に関しては十分、いや過剰とも思えるくらいです。
1000万画素以上あれば、大伸ばしプリントしない限り、画素数の違いによる解像度の違いを見い出すのは困難です。それにむやみに画素数を増やすとファイルサイズが大きくなり、高感度ノイズが多くなるなどのマイナス面もあります。
ここでメーカー(特に撮像素子メーカー)に望みたいのは、思い切って画素数を少なくしてもらいたい。例えば600万画素まで落とし、その分低ノイズ、広ダイナミックレンジを目指して欲しい。その方が、A4サイズ以下では、より高画質なると思えるのですが。
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