キヤノン EOS Kiss X2発表
発売は3月下旬予定で、先代のEOS Kiss DIGITAL Xから約1年半ぶりのモデルチェンジとなります。
2007年が中・高級機のモデルラッシュ、今年は普及クラスのモデルラッシュとなることが予想されましたが、目玉となるのはやはり、単体でシェア30%ともいわれる大ベストセラーEOS Kiss デジタルの最新機種。つい先ごろ米ソニーがα200、そしてKiss X2と同日にペンタックスの普及クラスK200Dが発表となりましたが、スペックだけを見る限り、EOS Kiss X2がリードしているという印象です。
撮像素子は、先代の1010万画素から1220万画素へと高画素化。昨年発売された上級機種EOS 40Dよりも高画素化が図られています。ユーザー層を考えると、1010万画素でも十分と思えるのですが、販売戦略上必要だったのでしょうか。高画素化したことが画質に反映されていれば文句はありませんが、ひとつ心配なのが高感度ノイズとダイナミックレンジ。画素ピッチが小さくなると不利になるので、このあたりをどう対処しているか楽しみではあります。
ただ、EOS 40Dの最高感度がISO3200に対してKiss X2がISO1600なのは、多少なりとも高画素化の影響がでているのかもしれません。
予想通りライブビューを搭載。
ライブビュー撮影時には位相差AFとコントラストAFが選択でき、コントラストAF時には従来のようにブラックアウトすることなくAFが可能。ただし、EOS 40Dで採用された「静音モード」が省略され、露光時にはミラーがパタパタと動くライブビューには変わりません。
感心したのが、ファインダー倍率を0.87倍へ大型化したことと、像消失時間を24%短縮したこと。このクラスのカメラではあまり重視されない地味な部分ではありますが、快適性はかなり向上されているはず。とくに先代では数少ない欠点とされていたファインダーが改善されているのは嬉しい。
基本性能を向上、新機能を追加しながら35gもの軽量化が図られています。このクラスのカメラに求められるのはまず、軽量・コンパクトであること。本体質量475gはライバル達と比較しても軽量な部類だし、ソニーやペンタックスの同クラスよりもかなり軽い。
EOS Kiss X2はKiss デジタル Xから劇的な変化はありませんが、かなり多くの部分を改良、改善されています。その結果、現時点では立ち向かうことの出来るライバルはいないと思います。おそらくKiss X2はかなり売れるはずです。EOS Kiss X2の売れ行きがEOS 40Dの足を引っ張ってしまいそうな気はしますが。
キヤノン EOS Kiss X2 主な変更点
・有効1220万画素CMOSセンサー搭載(従来機種は1010万画素)
・映像エンジンをDIGIC IIからDIGIC IIIに
・新たにライブビューを搭載
・連続撮影速度を3コマ/秒から3.5コマ/秒へ高速化
・液晶モニターを2.5型から3.0型へ大型化
・ファインダー倍率0.80倍から0.87倍へ大型化
・ファインダー像消失時間を約24%低減
・本体質量35gを軽量化し475gへ
・バッテリー容量を従来の1.5倍へ大容量化
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