ペンタックス K10Dの使用感
2006.12.08(19:05)
2006年11月発売になったペンタックス久々の中堅機K10D。発売前から予約が殺到して、生産が追いつかないという。人気機種K100Dよりも高価であるにもかかわらず、受注は遥かに凌ぐらしい。そんなK10Dの使用感は想像通りすばらしいものだった。
トップレベルのファインダー
倍率、視野率ともに評価が高い*ist DS2と同等、ややざらつき感があるがピントの山はつかみやすい。クリアさではニコン D200には劣るが、MFでの使用に耐えられる数少ないファインダーだと思う。フォーカシングスクリーンが交換できるもの上位機種らしい。
俊敏なAF
カタログには記載されていないが、AFはK100Dよりも速くなっているように思えた。使用するレンズにもよるだろうが、DA 18-55mm F3.5-5.6 ALではほとんどの場面でストレスなく合焦した。AFの評判の高いEOS 30Dと比較しても遜色ないレベル。来春発売される超音波モーター搭載レンズではさらに快適なAFが可能だろう。
やや難有りだが、改善されたシャッターフィーリング
発売前から気にしていたシャッターフィーリングはK100Dよりも、良い印象だが、ニコン D80に比べるとキレは悪い。しかしシャッターボタンのチューニングを変えたらしく、半押しからシャッターが切れるまでが軽い力ですむようになった。初心者は誤作動させることもあるだろうが、ボタンのフィーリングは上級機に通じるものがある。
ハイパーモード復活、操作性はかなり良い
個人的にうれしいのが、ハイパーモードが復活したこと。これはフィルム一眼のZ-1で採用されていたもので、プログラムAEの状態で電子ダイヤルを回すだけシャッター優先AE、絞り優先AEへと、瞬時に切り換わる。また、感度優先モードを選択すれば、ダイヤルを回すだけで、ISO感度を瞬時に変えられる。ワンアクションでこれだけの操作ができる機種はほかには見当たらない。とても熟成された操作性だ。
普及クラスのデジタル一眼の中には、画質や機能はすばらしいが、実際に手にとってみるとがっかりする機種も少なくない。それは、操作性に難があったり、質感、フィーリングがいまいちといった理由だろう。その点ペンタックス K10Dは期待を裏切る機種ではない。使ってみるとなおさら欲しくなるのだ。
ペンタックス K10D価格比較
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