買い得なデジタル一眼レフ(エントリークラス)

2008.03.27(23:34)
2月、3月でエントリークラスの新機種が次々と発売になり、財布の紐が緩んだカメラファンも多いと思います。しかし、注目するのは新製品ばかりではありません。ここにきて発売からしばらく経ったモデルがこぞって値下がりし、とてもお買い得感が高くなりました。そうしたちょっと古め(といっても1年程度のものが多い)のカメラを狙ってみるのもいいと思います。

ニコンはデジタル一眼レフ至上最安値を付けたD40。家電量販店では43,000円、ネット上ではなんと、3万円台の値を付けているショップもあります。ただ、機能的にはシンプルすぎるくらいで、長く使うのでしたらサイズは大きくなりますがD80あたりがいいと思います。このカメラはファインダーがとても見やすく使い心地がとても良いのが特徴。価格もボディ単体で7万円少々で、新しいけど機能的には物足りないD60との価格差は1万円程度で、初めて買うデジタル一眼レフとしても手が届く範囲です。

キヤノンは価格が下がったEOS Kiss デジタルXがねらい目。ライブビューこそ搭載されていませんが、画質を含め総合性能はいまだこのクラスでトップレベル。価格は5万円を少し超える程度で、最新のEOS Kiss X2よりも2万5000円ほど安くコストパフォーマンスは上々。

オリンパスは型落ち寸前のE-410がいちばん安いのですが、個人的にはボディ内手ぶれ補正を搭載したE-510を選びたい。ただ、価格はEOS Kiss デジタルXよりも少々高いので、それほどお買い得感はありません。

ペンタックスはK100D Superが4万円代前半の値をつけていますが、今となっては画質がやや物足りないと感じるかもしれません。そこで在庫処分になって叩き売り状態になったK10Dがねらい目。発売も2007年11月と新しく、機能性能的にもなんら問題ないのでタマがあるうちに新品で買って使い倒すのも手です。

ソニーは在庫処分のα100がそれほど安い値をつけていないので、最新機種のα200を候補に入れたい。α100よりも画質が向上し、ライブビューが搭載されていない以外は最新機種として必要な機能を満たしています。

ここで取り上げた中で、注目したいのがキヤノン EOS Kiss デジタルXとニコン D80。キャラクターも価格も違いますが、どちらも色あせない魅力があり、価格が非常にこなれてきたので買い時かもしれません。EOS Kiss デジタルXはだれにでもすすめられるお手軽一眼。一方、ニコン D80はある程度のハイアマチュアでも満足できるような中級カメラ。
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EOS Kiss Digital X、ソニー α100、ニコン D80比較(交換レンズ)

2006.10.03(22:18)
キヤノン・ニコン・ソニー レンズラインナップ
デジタル専用 ズームレンズ 単焦点レンズ レンズ合計
キヤノンEFレンズ 5本 22本 32本 59本
AFニッコールレンズ 8本 12本 23本 43本
MFニッコールレンズ 0本 1本 9本 10本
ソニーαレンズ 4本 7本 12本 23本
※2006年10月現在 純正レンズのみ

レンズの豊富さではニコン、キヤノンにはかなうメーカーはありません。特に キヤノン は、ズームレンズをグレード別に3系統ラインナップしているので、選択の幅が最も広く、単焦点レンズも主要なものは2系統揃えています。

ただキヤノンの問題点はデジタル専用のEF-SレンズがEOS-1Dや1Ds、EOS 5Dでは使えないこと。ここが全てAPS-CサイズのニコンDXフォーマットで統一するニコンとの違い。最初のレンズ選びの時点で、ある程度先のシステムの展開を考えておく必要があるかもしれません。ニコンに比べデジタル専用レンズの展開に関しては消極的。

ニコンF登場以来、マウント口径を変えていない ニコンFマウント対応のレンズ は、中古市場を含めると膨大な数になります。(デジタルで安定した性能を発揮するレンズは限られますが)
ただ、問題はD80がAiレンズに対応していないこと。Aiレンズではカメラ内の露出計が作動しません
マウント口径が小さく、大口径レンズの設計上不利な面もありますが、デジタル専用ではそれほど影響はないと思われます。キヤノンに比べ、現行レンズのバリエーションはやや偏っていますが、デジタル専用レンズの展開に関して、最も積極的なメーカーといえます。

ソニーαレンズ のラインナップはキヤノン、ニコンに比べ見劣りするのは事実。また、Gレンズやツァイスレンズになると一気に価格が跳ね上がり、高嶺の花になってしまいます。特にGレンズはコニカミノルタ時代から値上げしたのが痛い。

ただし中古の コニカミノルタ時代のレンズ は比較的安価で手に入れることができます。最大の特長は、ボディ内手ブレ補正のため、ほとんどのレンズで手ブレ補正ができること。割高でやや大柄な手ブレ補正レンズを購入することを考えると、アドバンテージは大きい。

ソニーはシステム構築中なので、しばらくは様子を見る必要があります。
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EOS Kiss Digital X、ソニー α100、ニコン D80比較(サイズ・質感)

2006.09.12(21:10)
機種 EOS Kiss Digital X ソニー α100 ニコン D80
大きさ 幅126.5×高94.2
×奥行65mm
幅133.1×高94.7
×奥行71.3mm
幅132×高103
×奥行77mm
重さ 510g 545g 585g

キヤノン EOS KissデジタルX はこの中では最も小さく軽い。小さいなりにホールディング性やボタンの位置は考えられていて、それほど窮屈な操作感はありません。ただ男性の手では小指がはみだしてしまいがちで、グリップの高さはもう少しほしい。また、扱いやすさとは関係ありませんが、マット仕上げのボディは質感はいまいちで、プラスチック然としたもの。

ソニー α100 はどうもシャッターボタンの位置に違和感を覚えます。 個人差はあるのでしょうが、少し手前すぎるような気がしてなりません。構えたときにシャッターボタンの位置にすんなり指が行きません。質感もEOS Kiss Digital X同様、決して高いものではなく価格相応といったもの。

ニコン D80 はボディサイズに多少余裕があるので、グリップに余裕があります。ただしボディに厚みがあるので手の小さい方はもてあますかもしれません。ボディはプラスチックながら表面をエンボス処理することで、質感は高く剛性感も備えています。
気になったのはD200同様マルチセレクターの感触がいまいちしっくりこないこと。EOS Kiss Digital Xのように独立ボタンにした方が扱いやすいと思います。
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EOS Kiss Digital X、ソニー α100、ニコン D80比較(シャッター、ファインダー)

2006.09.11(22:09)
ニコン D80は先代D70sの最高速1/8000のシャッターから1/4000へ変更したことで、スペックダウンと思われるでしょうが、レリーズタイムラグは短縮され、ミラーショックも小さくなっているように思えます。
α100はシャッターのキレはそこそこなのですが、ちょっとミラーショックが大きいように感じられます。
EOS Kiss Digital Xは先代と変わりなく、甲高いシャッター音が特徴で、タイムラグは標準的。

一眼レフの肝となるファインダー性能もD80が頭ひとつ抜けています。像が大きいだけでなく、ピントの山が掴みやすい。D200のものを移植しただけあって、完全にクラスを越えた出来です。
α100はペンタミラーながらスクリーンが優れているので、比較的ピントの山は掴みやすい。
Kiss Digital Xのファインダーは相変わらずMFについてはあまり考慮されていなく、像が小さい上にピントの山は掴みづらい。(明るくクリアなのが救いではあります。)

シャッターフィーリングやファインダーの見え具合いといった心地よさの部分では、ニコンD80が格の違いを見せつけていて、それが価格差となっています。
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EOS Kiss Digital X、ソニー α100、ニコン D80比較(画質編)

2006.09.11(21:57)
機種 EOS Kiss Digital X ソニー α100 ニコン D80
センサー 1010万画素CMOS 1020万画素CCD 1020万画素CCD
センサーサイズ 22.2×14.8mm 23.6×15.8mm 23.6×15.8mm

3機種共に10メガの画素数で、センサーサイズも共にAPS-Cサイズ。ソニー α100とニコン D80がソニー製CCDを採用し、小さな相違点はあるもののほぼ同じセンサー。対するEOS Kiss Digital Xはおなじみの自社製CMOSを搭載。

標準感度での画質の違いは、センサーの性能よりも画像処理や露出によるところが大きく、一概に判断するのは難しい。解像度はパソコンのモニターでも優劣をつけられないほどの違いですが、強いてあげればEOS Kiss Digital Xが粒状感が少ない分、若干高く感じられました。色味は被写体により評価が変わりますが、α100は青みが強いというのが大方の評価。

高感度ではそれぞれの機種の特徴が現われます。ISO800以上になると、α100はノイズが浮いてくるのに対し、ニコンD 80はノイズリダクションの効果でノイズは少ない。そしてやはりEOS Kiss Digital Xは予想通りノイズが最も少なく解像度も損なわれていません。

好みもあるでしょうが、EOS Kiss Digital Xは粒状感が少なく感度を上げてもなかなか破綻しない画質といえます。(ある程度ノイズがあった方がフィルムライクな画像で好ましいという意見もあります。)
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