パナソニック LUMIX DMC-L1発売

2006.08.04(17:54)
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パナソニック初のデジタル一眼レフ LUMIX DMC-L1 は異色の存在。一見レンジファインダーを思わせるレトロで端正なフォルムに、ライカ D バリオエルマリート14-50mm/F2.8-3.5をセットで販売。

スペックばかりを追いがちになるデジタル一眼レフの中にあって、「プレミアム一眼」と名付けるだけあってカメラの性能とともに質感や操作性にもこだわったという。その結果レンズとセットで25万円前後と高めの価格設定がされています。

アナログ感覚を大事にしたというだけあって、露出系統の操作はダイアルがメイン。シャッタースピードダイアルと絞りリングとの組み合わせで、直感的に操作できます。ボディ背面に目を移すとやはりデジタルだと思わせるもので、2.5型の液晶の周りには多数のボタンと、十字キーが整然と並んでいます。

レンジファインダー機を思わせるボディは想像以上に大きく、存在感はかなりのもの。ボディはマグネシウム合金製で、それなりの質感はあるのですが表現の仕方がいまいちで、価格相応という感じはしませんでした。このあたりの表現はエプソンのR-D1sの方が一枚上手で、徹底しています。

キット販売のD バリオエルマリート14-50mm/F2.8-3.5は、35mm換算28-100mm相当でありながらワイド端F2.8を実現し、光学式手ブレ補正を搭載しただけあってかなり大柄。質感はプラスチックが多く使われているので、本家ライカのように金属の冷たさや重量感はないのだけれど、操作性はマニュアルを考慮しているだけあって良好。またレンズに刻まれている文字は角ばったライカ調のものでそれなりの雰囲気は出しています。

カメラの性能は、オリンパスE-330と同時進行で開発しただけあって、ライブビュー機能やホコリを自動除去するノンダストシステムなど先進的な部分が多い。ただ小さくピントの山がつかみづらいファインダー性能も受け継いでいて、せっかくマニュアルの操作性にこだわったボディ、レンズなのにマニュアルフォーカスしてみる気にならない。

多少難点もあるのですが、パナソニックの目指した方向性は面白いと思います。家電化してしまったデジタルカメラの中にあって、所有する喜びにも重点を置いたことはある程度成功しているのではないでしょうか。
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